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広重の大江戸名所百景散歩

古地図ライブラリー (3)
広重の大江戸名所百景散歩 江戸切絵図で歩く
堀 晃明・著
人文社 ; ISBN: 479591902X ; サイズ(cm): 30

 ゴッホが模写したことなどでも知られる広重晩年の傑作「名所江戸百景」全作品をカラーの大画面で収録、描かれている題材、当時の世相などについてもわかりやすく解説されており、描かれた場所や方向なども切絵図や現代の地図で明確に示してある。力作。

●余談●「千駄木団子坂下花屋敷」のナゾ
 神田川とは関係がないが、この本の「千駄木団子坂下花屋敷」の解説文に、下記のような説明がある。

>下方に描かれた場所が団子坂の下に見当たらないため、これが何処かについて色々な説が生まれている。最も説得力があるのは、ここより東南にあった根津権現神社の境内の池とその周りに植えられた桜の木だとする説である。

 どうもここは著者の判断ミスのような気がする。
 当時の団子坂の南側には広大な敷地を持つ「小笠原右近将監抱屋敷」(別宅)があり、団子坂の南南東の低地に大きな池があったことが「江戸東京重ね地図」で見るとわかる。
 半面、根津権現神社の境内には、絵に描かれているような広々とした雰囲気の池・川は当時も今もみあたらない。
 しかも画題に「屋敷」と書かれているわけで、「抱屋敷」の庭がこの絵の中心画題となっている=少なくとも桜の開花時期に、屋敷内が江戸市民に開放されていた、とみるのが無理のない解釈のような気がする。




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