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…新常盤橋

(旧)常磐橋

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一石橋(いちこくばし、いっこくばし)[日本橋川]

 

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初架橋:
寛永年間(1624~1644)またはそれ以前
現役橋
上流側・昭和48年完成
下流側・平成11年完成
周辺のみどころ
中央区民文化財 68 一石橋の親柱(大正11年改架当時のものが残る)

東京都指定有形文化財
一石橋迷子しらせ石標
(本文記事参照)

日本銀行本店
貨幣博物館
周辺リンク
大丸東京店
東京都千代田区丸の内1-9-1
一石橋から南へ5分ほど、東京駅八重洲口の駅ビルが大丸東京店。
地下食品街「ごちそうパラダイス」は新幹線の改札から近く、お弁当調達スポットとしても人気。
大丸
日本橋三越本店
中央区日本橋室町1-4-1
三越オンラインショッピング

マンダリンオリエンタルホテル東京
京王プレッソイン大手町
パールホテル八重洲
ホテル龍名館東京
東京都中央区の宿泊施設
東京都千代田区の宿泊施設

橋の名前の由来は「洒落」

一石橋
 橋の北岸・南岸の両方に「後藤」の屋敷があったことから「五斗+五斗=一石」という洒落で名づけられたといわれる歴史の古い橋。
 通常は「いっこくばし」と発音されるようだが、橋の標柱の表示は「いちこくはし」である。

 現在の橋は2つで1つという構造になっており、やたらだだっぴろいため「道路に欄干がついているだけ」みたいな印象。
 このため、この橋そのものを鑑賞対象にはしにくいものがあるが、ごらんの通り頭上の首都高速のカーブの具合、隣接する常盤橋、首都高の柱のむこうに見える日銀本店の組み合わせは景色として面白いといえば面白い。

別名「八ツ見の橋」

 写真の通り、この橋は南東にむかって流れてきた日本橋川 (江戸時代の「外濠」) が西に向かって折れ曲がった直後の位置にある。上流の常盤橋とは至近距離ながら方角がかなり違う。

 実はこのあたりはかつて「水上の十字路」で、西(写真左)に向かっては道三堀があって(1)銭瓶橋、(2)道三橋などがかかり、南(写真左手前)は外堀が分岐して(3)呉服橋、(4)鍛冶橋がかかっていた。
 上流(写真奥)に現在の常盤橋はなく、少し向こうに旧・(5)常磐橋(字が違う)が見えていた。
 また、東側(下流側、写真右)には(6)日本橋、(7)江戸橋が見渡せた。
    日本橋川
(外堀)
   
旧常磐橋
       
常盤橋
幕府金座御用
後藤庄三郎
 

道三堀

 

橋 
日本橋川 西


 

 

 
        御用呉服商
後藤縫殿助
   呉服橋  
     外堀    
鍛冶橋
 

 と、以上番号をつけた7つの橋に(8)一石橋自身も加えれば、この橋の上からは8つの橋が見える……ということで、ここは別名「八ツ見の橋」として江戸の名所のひとつとなっていた。
広重 名所江戸百景
「八ツ見のはし」
 が、時代を経るにつれて2つの堀が埋められた結果、至近の橋としては常盤橋と一石橋自体だけが残り、川もL字のかたちで残って現在に至っているわけだ。
 ちなみに、埋め立てられた道三堀のあとは今では大手町のオフィス街だが、川岸は緑地になっていて散歩ができる。
 また、呉服橋から鍛冶橋にかけての外堀部分は、八重洲駅前広場、外堀通りとその東側の各ビルなどに生まれ変わり、地下には八重洲地下街がひろがっている。

 余談だが、明治以降、
・常盤橋……大正7年架橋
・西河岸橋……昭和2年架橋
 ……と、新たに2橋がこの領域内にできたが、それより前、明治42年の時点で道三堀が埋め立てられてしまったため、「八ツ見」が「十ツ見」に発展する機会は残念ながらなかった。

迷い子の道しるべ

迷子の道しるべ
戦災か地震か火事かで焼けた色をしている。
 橋の周辺は日銀のいかめしい建物や高層オフィスビルが目立つあまり親近感のわかない空間だが、江戸時代の後半にはこの橋から日本橋にかけてが大変な盛り場だったそうで、迷子が多く出たため、地元・西河岸町の人々によって安政4年(1857)2月に「迷い子の道しるべ」が南詰に建立された。
 その後、この石は道端にころがっていたような時代もあったらしいが、後に保存措置がとられてきちんと立っている。

 柱の両サイドに張り紙用のくぼみがあり、向かって右側が「迷子を預っています」といった告知用、左側は「青い絣の3歳くらいの男の子を見つけた方はご連絡ください」みたいな、尋ね人をする側の告知を掲出するしくみになっていた。今は周囲が金網でガードされているため、実用にはならない。

 昭和17年に東京都の史跡に指定され、現在は東京都指定有形文化財である。

隠れた東京駅最寄の地下鉄駅、半蔵門線「三越前」

 一石橋は東京駅八重洲口からまっすぐ北に500mほど進んだところにあり、渡ってすぐのところに地下鉄半蔵門線の三越前駅入り口がある。川をはさんでいるため地下道などで直結はしていないものの、渋谷方面から東京駅(北口、あるいは新幹線ホーム)への接続ルートとしては意外に便利だ。

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