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江戸の中心から浅草へのメインルート

浅草橋
 現在の橋の位置は、江戸時代初期から幕末まで浅草橋御門があった地点とまったく同じ。
 橋を通る道は現在「江戸通り」と呼ばれる幹線道路(国道6号線)で、道筋の起点は今も昔も常磐橋に求められる。橋の真下は都営地下鉄浅草線が通っているほか、地図で見る限りJR総武快速線も橋の南詰あたりをかすめている。

 その名の通り江戸の都心から「浅草」地区へのルートを担う橋であり、北詰すぐから「浅草上平衛門町」「浅草下平衛門町」「浅草茅町」などの町名が始まる。その先は幕府の米蔵が隅田川沿いにおかれた地=「蔵前」になる。

 一方の南詰側は馬喰町、伝馬町。いまの感覚でいうなら地方の特急停車駅、あるいは街の中心に置かれたバスセンターみたいな「江戸の交通センター」的な地区であり、旅籠がぎっしり軒を並べていた。その北側の玄関口にあたるのがすなわち浅草橋御門であり、地方からの旅行者にはけっこう旅情を誘う一角だっただろうことが想像される。
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