「都心のホテル処女地」だった泉岳寺駅周辺の様子が変わってきた

 2007年に和洋折衷の老舗「ホテル東京」が閉店して以降、周辺に立地する宿泊施設が1つもない状態だった「泉岳寺駅」(都営地下鉄浅草線/京浜急行本線)に、このところ相次いでハイグレードなビジネスホテルが2件開業または開業予定。また、お米屋さんの建物を改造した「一軒家ホテル」も同時期に近隣に開業しています。
 泉岳寺駅近辺は、近い将来(2020年ごろ目途)、JR山手線30番目の新駅が開業予定、大規模再開発が予定されている旧・品川車両基地の敷地西北にほぼ接したゾーン。今後、急速に発展していきそうです。

泉岳寺周辺の新ビジネスホテル

 アパホテルのほうは、都内アパホテル屈指の563室規模。東京潮見駅前[706室]、新宿歌舞伎町タワー[620室]に次ぐ都区内第3位の大型店。山手線内とはいえ盛り場からは少し遠い立地の大型店で、チェックイン後の「所在なさ」を50インチ大型液晶テレビや最上階の大浴場(露天風呂もある)で埋めるスタイル。海外からの団体客が大きく視野に入っていることが察せらる。
 一方の京急EXインは泉岳寺駅からは少し田町寄りの線路際、オフィスビルに挟まれた狭い敷地にできる120室規模のビジネスホテル。館内にレストランなし(朝食は近隣の提携レストランで提供予定)、駐車場なし......と、いまひとつ手狭・質素な仕様ながら、「大きすぎない」規模であることが逆に魅力と感じる向きも多いかも。

古民家改造・一軒家ホテル

「1日1組限定・1~5名様」の一軒家ホテル。元は米屋さんだったという築50年の民家をリノベーションして開業。駅から徒歩1分ながら閑静な裏道に入ったところにある。