ぼくの"エキストラデビュー"は......

 20代からずっとフリーの著述業を主な職業としているぼくの日常は、基本的に「自宅の仕事場でパソコンに向いっぱなし」で、何か積極的に用事を作らないとホントに自宅にいっぱなしになっちゃうわけで、特に今年(2004年)に入ってからはその傾向がさらに強まってしまったため、いろいろ考えた結果、6月からヒマをみては「TVドラマ/映画のエキストラ」をやることにしました。

 この業界の大手といわれるプロダクションに登録して2週間ほど、いくつかTVドラマ/映画の撮影に参加したところで、ようやく出演作が初めて実際に放映されたのが6月22日(火)のこと。

「アットホーム・ダッド」第11回 6月22日(火) フジTV系 22:00〜 主演・阿部寛

「いまは"主夫"をやってる主人公がCM業界の権威ある賞を受賞した」という設定で、多人数の「授賞パーティーの客」の一人として撮影に参加したものです。

 衣装は、黒いダブルのスーツにやや派手なネクタイの男性(メガネあり)。
 と、細かく説明してみても、実際にはせいぜいチラッと背中が映るとか、画面を一瞬横切る程度じゃないか......と、ちょっとドキドキしながら放映を見てみると......んー、やっぱり人が多すぎて(百数十人ぐらいいたと思う)、よくわからん(^^;。

 といいつつ、ビデオに録っておいたものをあとで確認してみたら、主人公が携帯電話で話してる大アップの背景、ごった返すパーティー会場をワイングラス片手で画面中央から右にむかってふらふら歩いてく姿が約3秒ほど、それなりにはっきり映ってました(^^;。
 うーん、TVを通して自分の姿を見るっていうのは気恥ずかしいものですね。ヒゲ剃った自分の顔そのものに見慣れてないし(^^;。

 ともあれ、こうやって(少なくとも本人には)判別できるかたちで映像に残ったのは、「記念すべきTVドラマデビュー作(!?)」としては上々のすべり出しだったのかな、なんて思ったのでありました。


※上記は2004年6月の時点で個人BBSに書いた話を後日まとめ直したものです。

一部改訂:2016年12月20日